初めまして、茨城県立日立一高「海外サイエンスセミナー」ブログ担当です！
このブログを通して国内での事前研修の様子や、現地での様子をお伝えしていければと思います。
さて、昨日8/25(金)は、KEK(高エネルギー加速器研究機構)つくばキャンパスにて、主に加速器についての事前研修が行われました。
加速器とは、現地で見学するSLAC(Stanford Linear Accelerator Center)、LBNL(Lawrence Berkeley National Laboratory)でも研究が行われている「電子や陽子をほぼ光の速さまで加速して高いエネルギーを与える」装置のことで、この加速器を用いる事で、宇宙の謎や物質・生命の仕組みを解き明かす事が出来るそうです！(パンフレット見ました)
今回、KEK名誉教授の吉岡正和先生にご講義いただきました。吉岡先生は現在、新しい放射線がん治療装置の開発や、全長30kmを超える直線加速器、国際リニアコライダー(ILC)の建設に携わっていらっしゃいます。
吉岡先生からは、加速器の事や物理学に関する事はもちろん、「現地で講義を受けたとき質問をしないと失礼だから、積極的に質問しろ」というようなこともお教えいただきました。
吉岡先生にお教えいただいた事をしっかりと理解して、SLACやLBNLでの研修に生かしていきたいと思います。
「Belle」から「Belle Ⅱ」へ大改造中の測定器
直線加速器についての講義中。1枚目の黄色い筒のような物が実際の直線加速器に用いられる物と同じ物で、左端に写っている方が吉岡先生です。
写真:新井先生
研修等あるごとに更新していく予定なので、これからも是非チェックしてください！
ブックマーク登録等よろしくお願いします！
次の記事ではもう少しちゃんと書けるように頑張りますw
